レベル II:発達性トラウマ

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発達上の傷つきに対応するためのSP
SP for Developmental Injury

コース概要

「発達上の傷つきに対応するためのSP」トレーニングでは、「発達性トラウマ」への取り組みが学習の中心となります。

発達上の傷に対する外傷性、愛着性、および発達上の問題の相互作用と、それらの避けられない絡み合いを考慮した効果的なアプローチや、さらに、愛着不全や早期の愛着トラウマに取り組むため、愛着と神経科学の分野の研究を基づくSPの介入方法および実践に関する理論的基盤も学んでいきます。

幼児期の体験は、意識的に、また非言語的に学習されます。そして以降の人生において、対人関係での行動様式、情動耐性と情動表現、発達に制限をかける意味づけや認知スキーマ、身体構造のパターン、自分の感情と深く結びつく能力などに影響を及ぼします。受講生は、このトレーニングで、発達パターンおよび愛着パターンのトラッキングと、それらの識別方法を学びます。さらに、クライエントの体験に対し、ボトムアップ的なアプローチを用いた新たな意味づけの方法や、意識状態の整え方、彼らの人間関係と人生へ十分に参加するのためのリソースのアセスメント方法、幼児期の記憶および未解決の悲しみと喪失への向き合い方、そして幼い子どもの意識状態が抱える心の痛みを変容させる方法を習得していきます。

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Sensorimotor Psychotherapy
初期の愛着障害に対する
臨床家のアプローチに
必要かつ大切なものをもたらします

これは, 全ての心理臨床家が
知っておくべき
精神力動的基礎を補い
強化する重要なもので
自分の仕事に大いに役立つ
と信じています

ジュディス・ショア博士
(Judith Shore, PhD)
サンビル臨床ソーシャルワーク・
サイコセラピー研究所副所長・教授

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