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複雑性トラウマと解離に対応するためのSP
SP for Complex Trauma and Dissociation

コース概要

「複雑性トラウマと解離に対応するためのSP」は、ジェニーナ・フィッシャー博士(Janina Fisher, PhD)によって開発されたトレーニングです。

センサリーモーターサイコセラピー(SP)℠は、複雑な症状や障害を持つクライエントに非常に適したアプローチです。複雑性PTSDや境界性人格障害に悩むケースでは、マインドフルネスの状態の強化や現在に焦点を当てることへのサポートを行い、解離性障害には、身体全体に働きかけることで、大きな恩恵をもたらします。

さらに、SPのテクニックは、例えば身体恐怖症のような複雑な症状や、自ら変化や行動を起こすことが苦手なクライエントの特別なニーズに対応することが可能です。また、このコースは自殺傾向や自傷行為、依存行動、摂食障害などの課題への取り組みも考慮されています。ペースを落すこと、情報の「断片」を扱うこと、身体全体や身体の一部への働きかけを組み合わせること、そして原理を活用すること、これらすべてが「耐性領域(Window of Tolerance)」を広げることに大いに役立ちます。

フィッシャー博士 著書紹介

Sensorimotor Psychotherapy: Interventions for Trauma and Attachment (2015)by Pat Ogden and Janina Fisher

Healing the Fragmented Selves of Trauma Survivors: Overcoming Internal Self-Alienation(2017)by Janina Fisher

トラウマによる解離からの回復: 断片化された「わたしたち」を癒す (2020) ジェニーナ・フィッシャー(著)、浅井咲子(訳), 国書刊行会

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心理療法において,

身体の叡智はほとんど
活用されていませんが

「ソマティック ナラティブ」

(ジェスチャー,姿勢,
発語の仕方,表情, 視線, 動き)

によって語られる物語は

間違いなく言葉によって
語られる物語以上に

大切な意味をもっています

SP創設者 パット・オグデン博士
(Pat Ogden, PhD)
& ジェニーナ・フィッシャー博士
(Janina Fisher, PhD)

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